中央区の北東の端で、隅田川を挟んで両国や、神田川で柳橋(台東区)などに接している商店街。
江戸時代は両国広小路を中心に問屋街、商人の街としてたいそう賑わっていたところ。
最寄駅は都営浅草線・東日本橋駅。
この町のシンボルは、地域住民から“お不動さん” と呼ばれる開創420年の歴史を持つ“薬研堀不動院”。

東日本橋やげん堀商店会は、
東京都の“地域連携型モデル商店街事業”の指定を受け町会をはじめ地域との深いつながりをもち、町会やお不動さんとの連携の元、様々なイベントを長年にわたって行っていますが、そのいくつかを紹介したいと思います。
●やげん堀縁日移動商店街(10月第4週目の金、土、2日間)
商店会でワゴンセールを実施。
同時に、ミス中央による鉢植えプレゼント、抹茶接待、
ミニSL乗車等、子供からお年寄りまで楽しめるイベントを開催。

●講談の会(毎月28日)、写経の会(毎月15日)
薬研堀不動院は講談発祥の地であり、
講談協会ならびに日本講談協会から講談師を招き、
講談の会(無料)を10年以上にわたり行っています。
また、毎年、夏には人間国宝の一龍齊貞水による薬研掘堀納涼講談(有料)を開催。
怪談好きにはたまらない催し。

●ユニークなイベント“かおてん”の開催:(2013年12月22日(日)~28日(土))
昨年は、
やげん堀の商店会で働く人たちの笑顔をアピールする写真展を
12月の歳の市の時期にあわせ開催。
地元に愛される商店会をめざし、店主の笑顔でアピール。

イベントへの感想を参加者に自由に記載してもらったところ、
以下のような好意的な感想が多く寄せられました。
・地域の方たちのあたたかい笑顔が伝わってきます
・笑顔とってもすてきです。チラシ作るよりも雰囲気感じられていい
・なつかしい思いがしました。また、次世代の新しいお顔もありながらあたたかい気持ちになれた
・知らないお店がありこんな種々の業種があったのを知りました
・店主さんの顔を知ることで、来店する際の安心につながる
・アットホームな雰囲気でお写真が素晴らしかったです。素敵な催しでした。
古くからの伝統を守りつつ、新しい試みにチャレンジする“東日本橋やげん堀商店会”。
お近くに来たときはぜひお立ち寄りください。