6月度の定例会は、出版会社である「株式会社ユサブル」の社長である松本卓也様をお迎えして「初めての人のための出版講座」を行っていただきました。
 
「何を書くか決める。」→「原稿を書いてみる」→「出版社を決める」→「初著書刊行」という段階に分けて、出版にいたるまでの流れについて、豊富な経験を元にご説明いただきました。
それぞれの段階にもいくつかのアプローチがあることがわかり、非常に参考になりました。
書くときのちょっとしたコツとして、
「最初に結論を書いて、なぜなら、とつなげる。」
「極力具体例をあげて、事実に基づいて書く。」
「ワンセンテンスは50字以内、長くても80文字以内を意識する。」
は、すぐにでも役立つと思いました。

 
※松本様プロフィール
1968年石川県金沢市生まれ。
1991年大学卒業後、株式会社竹書房に入社。以後編集としてコミック誌、単行本など数百冊を手掛ける。
また、制作局取締役本部長として、様々な出版ジャンルの開拓から版権事業まで手掛けた。
2017年株式会社ユサブル設立。 http://yusabul.com/index.html
社名「ユサブル」の由来は「心と価値観を揺さぶる出版社」でありたいという願いから。
「Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説シリーズ」関暁夫著、
「北芝健の警察裏の裏」北芝健著、
「政局」大下英治著、
「1行で刺さる書き方」中谷彰宏著、
「困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント」中田仁之著、
「医者に頼らなくてもがんは消える」内海聡著など
手掛けた作品は多数。