3月の定例会は、高鹿初子会員から、「第4次産業革命 ものづくりとITの融合に向けた活動~日本版ものづくり統合環境を目指して~」という題名で御講演いただきました。
最初に、第4次産業革命として、IoT(Internet of Things)に焦点をあて、ものづくり補助金、ものづくり白書、製造業等での事例や活用イメージをご説明いただきました。
次に、各国での取り組みということで、第4次産業革命の取り組みが進んでいるドイツやアメリカについてのお話しのあと、日本の取り組みということで、高鹿先生がスタッフとして参加されている①ロボット革命イニシアティブ協議会と②(日本機械学会生産システム部門の研究分科会が母体となって2015年6月に設立された)インダストリーバリューチェーンイニシアチブ(IVI)の説明がありました。
最後に、おまけとして、チェコ、スロバキアへの訪問報告をしていただきました。
中小企業にとってなかなか難しいテーマではありますが、経営課題を解決する手段としてIoTを活用できればよいと思いました。