12月6日に恒例の忘年会が行われました。
今年は小伝馬町(日本橋大伝馬町)の魚十さんで24名が参加して行われました。
 
魚十さんは、創業が元禄年間で300年以上続く老舗料亭。
江戸最古の食べ物屋として紹介されることもあります。
江戸時代中期、元禄年間に創業以来、暫く仕出を専門にしていたそうです。
その後時代の変化と共に仕出と料亭の業態を行き来し、最近では料亭をメインに、地元の人の胃袋を満たしています。

そんな江戸料理の老舗である魚十第13代目の竹内氏の口から出てくる言葉は、
「最初にお断りしておきたいのですが、ウチは一本筋が通った商売をしている訳ではありません。
老舗の技術とか、秘伝とか、守っている味とか全然ありません。ウチはこの町に根付いた商売をしてきました。
この町の人のために、店を続けることだけを考えてきました。
この土地にあった料理をつくってきましたが、『江戸料理』なんて大層なものではありません」
と、いたって謙虚です。
最初に13代目の女将からご挨拶をいただき、その後松枝理事長の乾杯から会が始まりました。
おいしい料理とお酒を飲みながら、新入会員の挨拶あり、和気あいあいと会は進みました。


最後は恒例の武居顧問の一本締めで終わりました。

今年のNPOの活動の締めくくりにふさわしい和やかな会でした。