11月の定例会は、当NPO法人の山本光康理事のアレンジで、ワインビジネスコンサルタントで中小企業診断士の佐野尚吾様より、「診断士として知っておきたいワインの基本」という題名でご講演いただきました。

佐野様は、シンクタンクでコンサルタントとしてご勤務される一方で、ワインビジネスコンサルタントとして、ワインセミナーや、ワイナリーのコンサルティングなどを行われています。また、ソムリエ・エクセレンス、ワインエキスパート・エクセレンスの全合格者213名(2023年現在)のうち4割超の96名が会員であるExcellence Group 縦の会を主宰されてます。日本ソムリエ協会に日本に4名のみ(2021年末時点)の「資格トライアスロンの鉄人」として紹介されたそうです。

講演会の内容は、以下の通りでした。

・ワインの種類や製造方法といったワインの基礎知識
・レストランでのマナーや自宅でのワインの楽しみ方
・ワインの瓶の形状や、よりワインを楽しみたい方にお勧めの映画などのご紹介
・代表的なブドウ品種とその特徴
・仕事に役に立つ知識(ワインに関するお金の話)
・中国ワインについて

佐野様がお持ちのワインについての豊富な知識や知見をご披露いただきました。

講演会終了後、銀座The Wine Baseに場所を移して、佐野様から中国寧夏のワイン事情の説明を伺いました。寧夏は習近平主席自らが3回も訪問し、中国のワイン産地として最も有望視されている地域だそうです。

説明の内容は、以下の通りでした。

1.中国のワイン産地
ワイン生産で有名地域(省レベル)と有名ワイン

2.寧夏の基本情報
寧夏が中国で一番の銘醸地と呼ばれる理由など(ボルドーと山梨県とのブドウ栽培条件などの比較)

3.中国ワインvsボルドーワイン
著名なワイン評論家が企画した中国ワイン6種と、ボルドーワイン6種のブラインドテイスティングコンテストの結果について

4.テイスティングワイン紹介

その後、寧夏産のワイン4種類をテースティングしながら、ランチを楽しみました。

おいしく楽しくためになった定例会でした。