NPOちゅうおう経営支援では、毎月定例会を開催しています。
平成26年度10月度の定例会では、
株式会社日本政策金融公庫のご担当者をお迎えして、
「日本政策金融公庫の概要と創業・ソーシャルビジネス支援」についてのお話をうかがいました。
以下、ご参考になりましたら幸いです。
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政策金融公庫の特徴としては、国民生活事業、中小企業事業農林水産事業の3本立ての事業を行っていることが大きな特徴であり、中でも「国民生活事業」は小規模事業者向けに対して小口の融資案件に取り組んでおり、中小企業のセーフティネット機能を果たしていることがポイントだといえます。
銀行の平均融資残高が8,670万円、信用金庫の平均融資残高が3,638万円であるのに対して、政策金融公庫の平均融資残高が679万円であることからも明らかだということです。
また、最近では全国に152支店の創業サポートデスクを設けて創業予定の方や創業間もない方の支援を積極的に進めているということです。中でも高齢者や介護・福祉・子育てなど社会的課題に積極的に取り組んでいるソーシャルビジネスの担い手には積極的な支援を展開しているということです。
今後、創業・ベンチャー・新事業などに取り組む企業または起業予備軍の皆様で、メインバンクからの資金調達が困難な場合などは、メインバンクとの協調融資などについても積極的に取り組んで行きたいと考えているということでした。