8月定例会は「防災道の駅に関するお話」という題名で、東京大学BCP特別研修生 兼 株式会社丸和運輸機関BCPチームの大野理介様、森兼優佳様からご講演いただきました。

最初に、医療・防災産業創生協議会の(https://www.mdpc.ne.jp/)令和4年度活動報告についての説明がありました。
資料
https://www.mdpc.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/%E4%BB%A4%E5%92%8C4%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf

①超党派議員連盟および斉藤国交相大臣への要望書提出
 道の駅に防災拠点を作るなどの提案を含む「国土レジリエンスの強化と次世代産業の創生にかかる要望書を提出
②協議会パンフレット作製
 高機能・高付加価値コンテナの積極活用として、道の駅にコンテナを設置することを説明したパンフレット
③道の駅「猪苗代」における実装デモ
 実施経緯や実施概要、丸和運輸機関様は災害時に物流のプロとして貢献するBCP物流、 低温コンテナやGPSによるコンテナ管理と備蓄の実演などクールコンテナ展示、備蓄管理システムを担当。また一般利用者のアンケートを分析
④地域防災力強化プロジェクト
 浅草防災協議会での勉強会

最後に、講師陣の研究関連の発表として目黒巻の説明がありました。
「目黒巻」は防災を専門とする東京大学の目黒公郎教授が考案された災害状況を想像する力(災害イマジネーション)を高めるツールだそうです。
http://risk-mg.iis.u-tokyo.ac.jp/meguromaki/_src/1350/meguro_maki.pdf
災害が発生した時点から10秒後、1分後、5分後、10分後などになにをしているか想像することにより災害に備えるということでした。説明では東日本大震災の仙台空港の実際の画像をみながら、どのような状況になるのか確認しました。

講演会後には、講師陣も参加して、暑気払いをグリルテラス日本橋(日本橋三越 屋上)で行い、大いに盛り上がりました。