平成26年度11月度の定例会では、当NPOの松枝理事長に、東京都中小企業診断士協会の有志18名によるチェコ訪問記の報告がありました。
チェコは中欧に位置し、大きさは北海道と同じくらいです。首都プラハは、戦争の被害が少なく、中世がそのまま残っており、世界遺産にもなっています。それゆえに、映画アマデウスの舞台はウィーンですが、撮影はプラハで行われました。
チェコは一次産業の割合は非常にすくなく、農業国ではありません。しかし、チェコのホップの輸出は、その多くが日本向けとなっています。
第二次産業の割合が高く、貿易がとても強い国となっています。EUに加盟していますが、通貨はユーロではなく、独自の通貨であるコルナを採用しています。
ビールの消費量はダントツの世界一で、一人当たりの消費量は、なんと、日本の3.4倍となっています。6つの大型ビールメーカー、29の独立ビール醸造所、215の小規模ビール醸造所があるので、いくら飲んでも飽きることがないのかもしれません。
都市の魅力を観光資源とすることや、地酒ならぬ地ビールが盛んなことは、日本の中小企業支援にも活かせるお話でした。